この記事では、AIアバターや生成AIを使って動画を作成できる HeyGen について、主な機能や料金、使い方を整理します。

AI動画広告の基本的な仕組みや、動画生成AIとの違いを先に確認したい場合は、AI動画広告とは?動画生成AIとの違い・できること・主要ツールを2026年版で解説で整理しています。

※料金・クレジット・機能の情報は2026年8月27日時点です。料金やクレジット消費は変更される可能性があります。利用前に公式サイトでも最新情報を確認してください。

HeyGenとは

HeyGenは、AIアバターや生成AIを使って動画を作成できるAI動画生成サービスです。

2020年に創業され、2026年6月時点で公式から3,000万人以上のユーザー、196か国での利用、Fortune 100企業の85%での採用が発表されています。

HeyGenは175以上の言語・方言に対応しており、特にリアルなAIアバターを使ったプレゼンター動画や、多言語への動画展開に強みがあります。商品広告やUGC風広告にも対応しているため、AI動画広告にも利用できます。

HeyGenの主な機能

HeyGenには、AIアバターを中心に動画制作に関するさまざまな機能があります。以下に主要な機能の一覧を載せます。

機能一覧

AIアバター

HeyGenの代表的な機能がAIアバターです。

Freeプランでも500種類以上のストックアバターを利用でき、Creator以上では700種類以上に増えます。

また、HeyGenでは、写真から人物やキャラクターを動かすAvatar IVや15秒程度の動画から本人の動きを学習するAvatar Vが用意されています。

Avatar Vは実在人物のデジタルツインに向いており、Avatar IVは実在人物だけでなく2D・3Dキャラクターなどにも利用しやすいモデルとして案内されています。

AIアバター

Video Agent

Video Agentでは、作りたい動画の内容を文章で伝えることでそのまま動画を作成できます。

VideoAgent

画像の下側の項目を選ぶことで、それぞれの目的に特化した動画を作ることも可能です。

外部アプリとの連携

HeyGenでは下の画像のように様々なアプリと連携することで、動画制作をスムーズに行うことができます。

外部アプリ

動画を多言語化

HeyGenは動画翻訳も強みの一つで、175以上の言語と方言に対応しています。

既存の動画を別の言語へ翻訳できるだけでなく、元の話者の声を再現しながら音声を変え、翻訳後の音声に合わせて口の動きを調整するリップシンクにも対応しています。

そのため、日本語で作った動画を英語などへ展開したり、海外向けの広告や商品説明動画を作ったりする用途にも利用できます。

翻訳

またこの画像のように翻訳する上での細かいルールも指定できます。

HeyGenは日本語に対応している?

HeyGenは日本語の動画生成や音声生成、動画翻訳に対応しています。

また、操作画面も日本語に対応しているため、英語が苦手な方でも動画を作成しやすいです。

HeyGenの使い方

HeyGenは公式サイトからアカウントを作成して利用できます。

商品URLから広告動画を作る場合の基本的な流れは次の通りです。

  1. アカウントを作成する
    HeyGen公式サイトからアカウントを作成します。

  2. 動画の作成方法を選ぶ
    作りたい動画に合った機能を選びます。Agentに文章で入力することも可能です。

    VideoAgent

  3. Agentと対話しながら動画を作成する
    実際の動画の作成はAgentとの対話形式で行われます。

本記事では、このあと実際の商品ページを使って同じ流れを試します。

HeyGenの料金

HeyGenにはFree、Creator、Pro、Business、Enterpriseのプランがあります。

2026年8月27日時点のプランは以下の通りです。

プラン通常価格クレジット主な特徴
Free$0/月月3本の動画最大1分の動画、Avatar IVの制限付き利用、カスタムデジタルツイン1体
Creator$29/月600最大30分の動画、透かし削除、ボイスクローン、175以上の言語・方言
Pro$49/月〜1,000〜すべての高度なAIモデル、翻訳スクリプトの編集
Business$149/月1,500最大60分、5体のカスタムデジタルツイン、チーム機能
Enterprise要問い合わせ要問い合わせ動画時間の上限なし、複数ワークスペース、専任サポート

※Businessでは追加メンバー1人につき$20/月が必要です。

Freeにはクレジットがない代わりに、月に3本だけ動画を作れる仕様になっています。

ネットの古い情報では無制限で動画を作成できるという情報もありますが、現在はクレジット制に移行していることに注意してください。

プランごとの詳細な機能はこちらから確認してください。

無料ではどこまで使える?

Freeプランはクレジットカードなしで利用でき、月3本まで動画を生成することができます。

ただし、2026年8月時点のHeyGen利用規約では、Freeプランの生成物は個人的・非商用・内部評価目的に限定され、広告や収益化されたサービスなどで利用することは禁止されています。

クレジットはどのくらい消費する?

HeyGenの有料プランでは、動画やアセットの生成にcreditsを使用します。

2026年8月時点の公式Help Centerに掲載されている主な消費量は以下の通りです。

用途クレジット消費
Avatar IV16〜31 credits / 分
Avatar V48 credits / 分
Video Agent・Standard約30〜40 credits / 分
動画翻訳4〜10 credits / 分

実際の消費量は使用するモデルや動画時間、生成する素材などによって変わります。

HeyGenでは、生成前にそのプロジェクトで必要になるcreditsの見積もりが表示されるため、実際に生成する前に確認できます。

HeyGenを実際に使ってみた

ここからは、HeyGenを実際に使って商品広告を作成します。

今回使用するのは、他のAI動画広告ツールの検証でも使用している架空の商品Occhii Lab Bottleです。

Occhii Lab Bottleの商品ページ

同じ商品を使用することで、商品URLの読み取り精度や生成時間、AIアバター、日本語音声などを他のサービスと比較します。

商品URLを入力する

まず、Video Agentを使ってOcchii Lab Bottleの商品URLを入力します。

入力は下の画像のようにしました。

startvideo

アバターを選択する

エージェントに送信をする前にアバターの選択ができます。

人種や年齢でアバターを検索することもできました。今回は左上のRenというアバターを選択しました。

アバターの選択

動画の構成を入力する

URLを入力してから220秒ほど経過した後、エージェントの分析が終わり、動画の構成を聞かれました。

動画の構成

このとき、動画の時間を聞かれなかったことと、URL内の商品画像のうちどの写真を使うかを聞かれなかったことは気になりました。

動画が完成した

動画の構成を入力してから400秒ほどで動画が生成されました。

Freeプランでは動画の商用利用ができないため、ここには動画は載せていません。

実際の動画については、映像は違和感がなく、完成度が高い一方で、日本語についてはあまり綺麗ではありませんでした。こちらについては有料プランで使えるハイスペックモデルによってある程度対応できると思われます。

また、Freeプランでは、生成した動画を自分のPCにダウンロードすることはできませんでした。

公式料金ページではFreeプランでも最大1080pと案内されていますが、PCへのダウンロードが有料限定であることは明確に記載されていなかったため、実際に利用して初めて分かりました。

実際に使って良かったところ

AIアバターの機能が充実している

HeyGenはAIアバターを中心に発展してきたサービスで、既存のアバターだけでなく、自身をアバターにする機能など様々なアバター機能が用意されています。

多言語化に強い

HeyGenでは175以上の言語・方言への動画翻訳に対応しており、同じ広告や商品説明動画を海外向けに展開したい場合に使いやすいサービスです。

また、日本語に焦点を当てても、実際にアバターの声を選ぶ際に、日本語の声が多数用意されていて好みの声を選びやすかったです。

日本語対応している

動画を日本語で生成できる点はもちろん、サイト内の言語として日本語を設定できる点もありがたかったです。

英語が苦手な方でも、サイトを使いやすいと思います。

実際に使って気になった点

エージェントから聞かれる項目が少ない

私が動画生成を試したときには、使う商品画像や動画の時間については聞かれませんでした。

そのため、何も指示をしないと、全ての商品画像を使ったり、動画が想定していた長さと異なったりします。

エージェントへの最初の入力で、ある程度自分の想定する動画の構成を伝えておく必要がありそうです。

配信後の広告分析・最適化機能は確認できなかった

今回サイトを使ってみましたが、配信後の広告データを取り込んで分析・最適化する機能は確認できませんでした。

HeyGen単体で制作から広告運用まで完結させたい場合には物足りない可能性があります。

HeyGenはどんな人に向いている?

AIアバターを使った動画を作りたい人

HeyGenはAIアバターを中心とした動画生成機能が非常に充実しています。

出演者を毎回撮影せずに、商品紹介や解説動画を継続的に作りたい人に向いています。

海外向けに動画を展開したい人

HeyGenは175以上の言語・方言への動画翻訳やリップシンクに対応しています。

日本語で作成した動画を複数の国向けに展開したい企業やクリエイターと相性が良いサービスです。

日本語で動画の生成をしたい方

HeyGenでは日本語の動画を作ることができるだけでなく、操作画面も日本語に対応しています。

英語が苦手な方にとっては使いやすいサービスです。

まとめ

HeyGenは、AIアバターを中心に、動画生成・動画翻訳・商品広告などをまとめて利用できるAI動画生成サービスです。

特にAIアバターの機能や多言語対応が充実しており、日本人向けの動画から海外向けの動画まで様々な動画を作るのに適しています。

実際に使ってみたい方は以下から確認してみてください。

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参考・出典