この記事では、AIを使って動画や画像を生成できる Higgsfield について、主な機能や料金、使い方を整理します。
AI動画広告の基本的な仕組みや、動画生成AIとの違いを先に確認したい場合は、AI動画広告とは?動画生成AIとの違い・できること・主要ツールを2026年版で解説で整理しています。
※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
※料金・クレジットと実際に使った結果は2026年8月28日時点、Supercomputerの情報は2026年9月24日時点です。Higgsfieldは料金プランや利用できるモデルなどが頻繁に変更されているため、利用前に公式サイトでも最新情報を確認してください。
Higgsfieldとは
Higgsfield は、AIを使った動画・画像生成や広告制作を行えるAIクリエイティブサービスです。
2025年にサービスを開始し、2026年8月には3,000万人以上のユーザー、200か国での利用、Fortune 500企業390社での採用などが発表されています。
Higgsfieldの大きな特徴は、カメラワークやレンズ、CGなどを活用して、映像の見せ方そのものを細かく作り込みやすいことです。
TV CMのような映像やダイナミックなCG広告まで作成できるため、商品の見せ方やブランドイメージにもこだわりたい場合に強みがあります。
Higgsfieldの主な機能
Higgsfieldには多くの機能がありますが、ここでは特に動画制作・広告制作と関係の深いものを紹介します。
Marketing Studio
広告制作向けのMarketing Studioでは、商品URLや商品画像から広告用の画像・動画を生成できます。
同じ商品でも、SNSの口コミ風広告やテレビCM風の広告など、方向性を大きく変えて作成できることが特徴です。
さらに、Marketing Studio Videoと呼ばれる広告生成に特化したモデルも選択可能です。

Cinema Studio
Higgsfieldを代表する機能の一つがCinema Studioです。
Cinema Studioでは、カメラやレンズ、カメラの動きなどを細かく指定して動画を生成できます。
また、1つの動画内で複数のカメラ移動を組み合わせることも可能です。
商品を高級感のある映像で見せたい場合や、一般的なUGC広告とは異なる広告表現を作りたい場合に使いやすい機能です。

Viral Presets
Viral Presetsでは、写真を1枚アップロードするだけで、SNSで流行している映像表現を使ったショート動画を生成できます。動きやシーン、スタイルがあらかじめ設定されているため、複雑なプロンプトは必要ありません。

Supercomputer
Supercomputerでは、調査やファイルをもとに、画像や動画などの生成を一つの作業画面で進められます。
画像や動画を別々の作業として扱わず、それまでの指示や素材を引き継いで制作を続けられます。
画像の作成
Higgsfieldでは、Nano Banana Pro、GPT Image、Seedream、FLUX、Kling O1、Higgsfield Soulなど複数のモデルを同じ画面から利用できます。
Higgsfield独自モデルであるSoul 2.0は、ファッション・広告・人物写真などを意識した画像生成モデルで、Soul IDを使うと同じ人物の外見を複数の画像で維持できます。

動画の作成
Higgsfieldでは、Seedance、Kling、Veo、Sora、Wanなど複数の動画生成モデルをHiggsfield上から選択します。
また、下の画像のように多数の機能が用意されています。

音声の作成
ここでは、AIによるナレーション生成、声の変更、音声翻訳ができます。生成した広告動画にナレーションを付ける用途にも利用できます。

Higgsfieldは日本語に対応している?
Higgsfieldでは日本語でプロンプトを入力でき、日本語を使った動画制作も可能です。
また、Web版は日本語UIに対応しており、英語が苦手な方でも安心して動画制作ができます。
Higgsfieldの使い方
Higgsfieldは公式サイトからアカウントを作成して利用できます。
商品URLから広告動画を作る場合は「Marketing Studio」を使います。
基本的な流れは次の通りです。
-
アカウントを作成する
Higgsfieldでアカウントを作成する からアカウントを作成します。 -
画面上の項目から使いたい機能を選ぶ
次に画面上部の項目の中から使いたい機能を選びます。
ここでは、広告制作向けのMarketing Studioを選択しています。

-
エージェントに作成したい動画を説明する
基本的には下の画像のように、作成したい動画の概要を入力します。
また、左側のツール欄から作成することもできます。

本記事では、このあと実際に無料プランで動画の作成を試みます。
Higgsfieldの料金
Higgsfieldには無料枠と複数の有料プランがあります。
2026年8月28日時点で確認できる主な個人向けプランは以下の通りです。
| プラン | 通常価格 | クレジット | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | $0/月 | 10(一度のみ) | 一部のモデル・機能を試用可能,Supercomputerへのアクセス |
| Starter | $19/月 | 270/月 | 一部モデル、動画・画像生成 |
| Plus | $59/月 | 1,200/月 | 全モデル・機能へのアクセス |
| Ultra | $129~375/月 | 3,000〜9,000/月 | 全モデル・機能、より多い同時生成数、大量生成向け |
| Team | $79/人/月 | 1000/人/月 | 共有ワークスペース、共有クレジット、5~9人 |
| Scale | $215/人/月 | 2500/人/月 | 管理者による支出コントロール、5~15人 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ | メンバー数無制限、セキュリティ機能 |
※年払いでは割引があります。一部のプラン・モデルでは、無制限生成が提供されることもあります。
また料金ページでは、最適なプランを見つけるフローも公開されているので、プランを迷っている方はこちらを参考にしてください。

プランごとの最新情報は Higgsfieldにログインしてプランを確認する から確認してください。
無料ではどこまで使える?
今回の検証では、新規登録した無料アカウントに10クレジットが付与されました。Higgsfield公式ヘルプでは無料プランにクレジットは含まれないと案内されているため、付与状況は時期やアカウントによって異なる可能性があります。
また、無料で使える動画生成モデルにはWANなどがあり、これを用いて実際に動画を生成することができます。
SupercomputerのFree Modeではテキストによる作業にクレジットを使いませんが、画像や動画の生成にはクレジットを消費します。
クレジットはどのくらい消費する?
Higgsfieldでは、動画や画像を生成する際にクレジットを消費します。
必要なクレジットは、使用するモデル、動画時間、解像度などによって大きく異なります。
ただし、Higgsfieldでは生成前に必要なクレジット数が表示されるため、実際に生成する前に確認できます。
Higgsfieldを実際に使ってみた
ここからは、Higgsfieldを実際に使って商品広告を作成します。
今回使用するのは、他のAI動画広告ツールの検証でも使用している架空の商品Occhii Lab Bottleです。
今回は、Higgsfieldの特徴が分かりやすいように、同じ商品から方向性の異なる広告を作成して、映像表現がどの程度変わるのかも確認します。
Marketing Studioを開く
無料でも、画像とプロンプトから動画を生成することができます。
以下のように無料で使えるWANというモデルを使い、動画の生成をします。このモデルでは動画の長さやサイズを指定することはできませんが、カメラの動きを確かめるため、FREE CAMという設定を指定しています。
必要なクレジット数も事前に表示されます。

動画が生成される
入力から80秒ほどで動画が生成されました。この生成によってクレジットは5消費されました。
ここで生成された動画の長さは5秒で、音声は付いていませんでした。

音声を別で作成する
上で作った動画に音声を加えるため、以下のように音声を作成しました。音声の生成では0.2クレジットを消費しました。

動画の編集
動画と音声を合成するために、動画の編集という項目を選択しました。
ここで、動画をアップロードしたところ、Higgsfieldで生成した動画であっても、不適格と判定されてしまいました。
Higgsfieldでは、特定のロゴが入っている場合など、権利の侵害が疑われるコンテンツはアップロードすることができません。ただし、この判定は確率的な部分もあり、同じコンテンツでも繰り返しアップロードすることで不適格ではなくなる場合もあります。
今回は3回ほどアップロードして全て不適格となってしまったため、clideoというサイトを使って動画と音声を合成しました。

実際に生成された動画
実際に作成された動画を下に載せます。
5秒の短い動画でしたが、カメラワークには確かに特徴がありました。また、日本語についても比較的スムーズでした。
クレジットの消費量が明確な点と動画の生成に時間がかからない点は非常に良かったです。
一方で、画像や動画が不適格になる可能性があることに注意したいです。
実際に使って良かったところ
映像表現の幅が広い
Higgsfieldでは、一般的なUGC風の商品広告だけでなく、カメラワークやCGを使った広告まで作成できます。
実際に5秒ほどの動画を作成しましたが、カメラワークが他のサービスとは異なると感じました。
また、有料プランではレンズや焦点距離、カメラ移動などを細かく設定できます。
複数の動画生成モデルを一つのサービスで使える
SeedanceやKling、Wanなど複数のモデルを同じサービスから利用できます。
目的に応じてモデルを切り替えられるため、それぞれのサービスを個別に契約する必要がない点も便利です。
クレジットの消費量が分かりやすい
動画や画像の生成前にクレジットの消費量が明確に表示され、それ以外にクレジットの消費がなかった点が非常に良かったです。
日本語に対応している
Higgsfieldは日本語の動画を作成できるだけでなく、Web版の操作画面も日本語に対応しています。
そのため、英語が苦手な方でも使いやすいです。
実際に使って気になった点
動画や画像のアップロード時に不適格になることがある
Higgsfieldでは、動画や画像をアップロードすることで編集機能などを使うことができます。
しかし、動画や画像にロゴなど権利を侵害する恐れがあるものが含まれている場合には不適格なコンテンツとしてアップロードができなくなります。
今回の検証で使用したOcchii Lab Bottleのロゴも完全に架空のものですが、権利を侵害しているとして動画や画像が不適格になりました。一方で、同じ画像を複数回アップロードしたときに不適格とならない場合もあり、判定が確率的であることが分かります。
機能が多く最初は操作が少し分かりづらい
Higgsfieldには画像・動画・音声生成だけでなく、Marketing Studio、Cinema Studio、Lipsync Studioなど多くの機能があります。そのため、初めて使う場合はどの機能を使えば目的の動画を作れるのかが少し分かりにくいと感じました。
また、利用する動画モデルによって設定できる動画尺や解像度、入力項目も異なります。
Higgsfieldはどんな人に向いている?
映像表現にこだわったAI動画広告を作りたい人
Higgsfieldは、映画的なCMやCGを使った商品広告にも対応しています。
商品の見せ方やカメラワークまでこだわった広告を作りたい人に向いています。
方向性の異なる広告を作りたい人
Marketing Studioでは、同じ商品からUGC風の商品紹介動画やTV CM風の広告など、方向性の異なるクリエイティブを作成できます。
一つの商品について複数の広告表現を試したい企業やクリエイターと相性が良いサービスです。
複数の動画生成AIモデルを使い分けたい人
HiggsfieldではSeedance、Kling、Veo、Soraなど複数のモデルを利用できます。
動画ごとに最適なモデルを選びたい人や、複数サービスを個別に契約したくない人にも向いています。
日本語で動画を作りたい人
Higgsfieldは操作画面が日本語に対応しているため、日本語で動画を生成したい人にとっては使いやすいと思います。
まとめ
Higgsfieldは、AIを使った動画・画像生成や広告制作を行えるAIクリエイティブサービスです。
カメラワークやCG、映画的な映像表現まで作り込みやすいことに特徴があります。
そのため、商品広告を手軽に生成するだけでなく、商品の見せ方やブランドイメージにもこだわりたい人に向いています。
無料でも動画生成を試すことができるので、実際に使ってみたい方は以下から確認してみてください。
参考・出典
- Higgsfield公式
- Higgsfield公式:料金
- Higgsfield公式:Marketing Studio
- Higgsfield公式:Marketing Studioの使い方
- Higgsfield公式:AI Video
- Higgsfield公式:Camera Controls
- Higgsfield公式:Cinema Studio
- Higgsfield公式:Supercomputer
- Higgsfield公式:クレジット
- Higgsfield公式:プラン
- Higgsfield公式:商用利用・生成物の権利
- Higgsfield公式:利用規約
- Higgsfield公式:Affiliate Program
- Higgsfield公式:About
- TechCrunch:2026年8月の資金調達・利用規模
