この記事では、AIを使ってUGC風の商品広告を生成できる Tagshop AI について、主な機能や料金、使い方を整理します。

UGC広告とは、AIアバターを使って一般ユーザーが商品を紹介しているような広告動画を指します。

AI動画広告の基本的な仕組みや、動画生成AIとの違いを先に確認したい場合は、AI動画広告とは?動画生成AIとの違い・できること・主要ツールを2026年版で解説で整理しています。

※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

※料金・クレジット・機能の情報は2026年8月29日時点です。Tagshop AIは料金や機能が変更される可能性があるため、利用前に公式サイトでも最新情報を確認してください。

Tagshop AIとは

Tagshop AI は、AIアバターを使ったUGC広告や商品広告を生成できるAI動画広告サービスです。

2026年8月時点では、公式サイトで世界5,000以上のブランドに利用されていると案内されており、1,000以上のAIアバターと75以上の言語に対応しています。

特にECやDTCブランド向けのUGC広告制作に力を入れており、商品レビューや体験談、開封動画などをAIで作成できます。

Tagshop AIの主な機能

Tagshop AIはUGC広告制作向けに複数の機能を展開しています。主な機能一覧を以下に示した後、特筆すべき機能について詳しく紹介します。

全ての機能

AI Video Agent

AI Video Agentでは、作りたい広告についてAIと会話することで、動画を作成できます。

商品やターゲット、広告の目的などを伝えると、AIがスクリプトやアバター、音声、シーン、字幕、Bロールなどを組み合わせて動画を作成します。

細かいプロンプトを最初から作成する必要がなく、広告制作の方向性が決まっていない場合でも使いやすい機能です。

AI Video Agent

AIアバター

Tagshop AIでは、多数のAIアバターから商品広告に出演する人物を選択できます。

年齢や外見、雰囲気などが異なるアバターが用意されているため、商品やターゲット層に合わせて変更できます。

さらに、商品画像を使って、AIアバターが実際に商品を持ったり着用したりしているような動画も作成できます。

一般的なトーキングアバターだけでなく、EC商品の広告制作を意識した機能が用意されている点が特徴です。

AIアバター

AI Twin

AI Twinでは、自分など特定の人物をもとにAIアバターを作成できます。

毎回撮影を行わなくても同じ人物を使った動画を継続的に作れるため、ブランドの出演者やAIインフルエンサーとして使うこともできます。

Ad Clone

Ad Cloneでは、既存の広告動画を参考にして、自分の商品向けの広告を生成できます。

MetaやTikTokなどで見つけた広告を入力すると、Hookや動画構成、テンポなどを分析し、新しい広告動画を作成します。

Ad Clone

人気の動画を参考にする

Tagshop AIには、Inspirationsという機能があり、自分以外の動画を検索し、アイデアを探索することができます。

そのため、どんな広告を作れば良いか分からないという人でも広告を作りやすい設計になっています。

Inspirations

Tagshop AIは日本語に対応している?

Tagshop AIでは75以上の言語に対応しており、日本語の動画も作成できます。

日本語のスクリプトや音声を使ってUGC広告を生成できるため、日本向けの商品広告にも利用できます。

しかし、Web版の操作画面は英語のみであり、英語が苦手な方には使いづらいかもしれません。

Tagshop AIの使い方

Tagshop AIは公式サイトからアカウントを作成して利用できます。

基本的な流れは次の通りです。

  1. アカウントを作成する

    Tagshop AI からアカウントを作成します。

  2. 作成方法を選択する

    左側の項目かホームのツール一覧から作成方法を選択します。

    作成方法を選ぶ

本記事では、このあと実際に無料プランでこれらの機能を使ってみます。

Tagshop AIの料金

Tagshop AIには無料トライアルと複数の有料プランがあります。

2026年8月29日時点で確認できる主な料金は以下の通りです。

プラン月払いクレジット主な特徴
Free$01(一度のみ)試用可能
Starter$29/月50/月最大5本まで動画を作成可能、基本機能が全て解放される
Growth$69/月150/月最大15本まで動画を作成可能、独自モデルの学習可能
Pro$129/月300/月最大30本まで動画を作成可能

※動画生成に必要なクレジットは使用する機能やモデルによって異なる場合があります。

Starterから基本機能が全て使える点は非常にありがたいです。

プランごとの詳細な機能は Tagshop AIにログインしてプランを確認する から確認をしてください。

無料ではどこまで使える?

2026年8月29日にアカウントを作成したところ、Freeプランで、1クレジットが付与されました。

公式情報には、クレジットカードの登録なしで14日間無料で有料プランを試すことができると書かれていますが、実際に有料プランを確認したところ、クレジットカードの入力を求められ、トライアル期間の表示もありませんでした。

そのため、現在は14日間の試用期間は廃止されている可能性があります。

また、後述する検証の結果、無料プランの1クレジットでは動画広告を生成できないことが分かりました。

クレジットはどのくらい消費する?

公式情報ではクレジットの消費量を確認することができません。

一方、サービスを使用した結果として、主要モデルのクレジット消費は以下のようになっていました。

モデル動画1秒あたりのクレジット消費
Kling 3.00.45/s
Veo 3.11.6/s
Wan 3.0(720p)0.4/s
Seedance 2.5(720p)1/s
Seedance 2.0(720p)0.7/s

これら5つのモデルでは、15秒ほどの動画を作るのに、6〜24クレジットを消費します。公式の発表通り、平均的にはStarterで月5本ほどの動画が作れそうです。

この他のモデルや画質によって、クレジットの消費量が変化することに注意してください。

Tagshop AIを実際に使ってみた

ここからは、Tagshop AIを実際に使って商品広告を作成します。

今回使用するのは、他のAI動画広告ツールの検証でも使用している架空の商品Occhii Lab Bottleです。

Occhii Lab Bottleの商品ページ

今回は商品情報から商品広告の生成を試みます。

商品情報を入力する

商品URLからの情報抽出は非公式サイトには対応していませんでした。また、拡張機能なども用意されていないため、今回は手動で商品情報を入力しました。

無料プランでは、AI VideoのWan 3.0(480p)の5秒が限界であったため、今回はこの条件で動画を作成します。

クレジットの消費量を事前に示してくれていた点はありがたかったです。

商品情報を入力

動画が生成される

上の画面から次に進むとすぐに動画が生成されました。

動画はassetsに追加される形で生成されていました。libraryに生成されると思っていたため、これを見つけるのに少し手間取りました。

調べてみたところ、AI Videoは完成した広告動画を作る機能ではなく、Asset Generator内で動画素材を生成する機能でした。これはUIだけでは判断できませんでした。

また、スクリプトやシーンなどを組み合わせて完成動画を作るVideo Agentはどのモデル、動画の長さを選んでも1クレジットを超えてしまうため、実質的に無料プランでは広告を生成できないことが分かりました。

スクリプト

実際に生成された動画

実際に生成された動画を下に載せます。

結論から言うと、今回の生成では指示はほとんど反映されませんでした。AIアバターは使われておらず、日本語については、そもそも言語として成り立っていない文字の羅列になっています。

一方で、ネットの評判では多言語対応やAIアバターを支持する声もあるため、今回の動画が指示通りに生成されなかったのは、assetを生成する機能だったことが原因だと考えられます。

つまり、assetでは言語や人物の正確性を専用機能で制御する設計になっていないと思われます。

実際に使って良かったところ

UGC商品広告に必要な機能の網羅性が高い

実際に機能の一覧を見てみましたが、Tagshop AIはUGC商品広告に特化したサービスであるため、UGC商品広告に必要な機能が一通り揃っていると感じました。

比較的低価格のプランから、UGC広告制作に必要な主要機能を一通り使える

最も価格の低いプランであるStarterでも、基本機能を全て使うことができます。

無料プランでは実質的に動画広告の生成をすることはできませんが、低価格でほとんどの機能を試せるのは他のサービスよりも良いと感じました。

生成前にクレジット消費量を確認できる

Tagshop AIでは、動画を生成する前に必要なクレジット数を確認できました。

また、それ以外に意図しないクレジットの消費もありませんでした。

モデルによって消費量が大きく異なるため、生成前にコストを確認できる点は使いやすいと感じました。

実際に使って気になった点

Web版の操作画面が日本語に対応していない

日本語の動画を作ることができる一方で、Web版の操作画面は日本語に対応していませんでした。

そのため、英語が苦手な方には使いづらい可能性があります。

機能の説明が分かりづらかった

ネットの評判では、使いやすいという声がある一方で、今回使ってみて、他のサービスと比べて使いやすいとは感じませんでした。

特にVideo AgentとAI Videoの違いがUIだけでは分からなかったため、最初に使うときには使い方を迷う可能性があります。

また、公式が機能一覧に書いている広告キャンペーンについても、今回の検証では確認することができませんでした。機能が存在しないというよりも、機能にたどり着くための動線が整備されていない可能性があります。

公式の情報と実際の情報が異なる

頻繁に仕様を変えるサービスによくみられる問題ですが、公式の情報と実際の情報が異なりました。

公式では、14日間の試用期間があり、クレジットカードの登録も必要ないと説明されていますが、実際には、有料プランの契約時にクレジットカードの入力が求められました。

Tagshop AIはどんな人に向いている?

UGC風の商品広告を作りたい人

Tagshop AIは、AIアバターを使った商品レビューや体験談、商品紹介などのUGC風広告制作を中心としたサービスです。

一般ユーザーが撮影したような広告動画をAIで作りたい人に向いています。

低価格でさまざまな機能を試したい方

Starterは比較的低い価格から利用でき、主要な広告制作機能も含まれています。

有料プランでも良いからとりあえず安く全体像を知りたいという方には向いています。

複数の言語でUGC広告を作りたい人

Tagshop AIは操作画面は日本語に対応していないものの、75以上の言語に対応しており、日本語での広告制作にも利用できます。

日本語の動画を海外向けに展開したい場合にも利用できます。

まとめ

Tagshop AIは、AIアバターを使ったUGC広告や商品広告の制作に特化したAI動画広告サービスです。

UGC広告制作に力を入れたサービスであり、UGC広告制作に必要な機能が揃っています。

また、Tagshop AIでは比較的低価格のStarterから主要機能を利用できることが特徴です。

Freeプランでは完成した広告動画まで試すのは難しいものの、Asset Generatorなど一部の機能は確認できます。Tagshop AIの機能や料金が気になる方は、以下から最新の内容を確認してみてください。

Tagshop AIを確認する

参考・出典